サーフィン中の車は狙われている
今回の記事はサーフィン中の鍵の管理と、普及しているサーフロックの危険性についてです。
サーフィン中の車の盗難事件は、たびたび耳にします。
記憶に新しいのは2017年茨城 大洗での事件でしょうか。
9日午後4時ごろ、茨城県大洗町大貫町の「大洗サンビーチ」の駐車場で、サーファーの男性から「車が盗まれた」と110番通報があり、その後も同様の通報が相次いだ。県警水戸署員が駆けつけると、駐車していた乗用車5台とワゴン車1台(計約910万円相当)が盗まれており、同署が窃盗事件として調べている。
被害者は車をロックしていたが、海に入るため、キーを車体の下部や近くに隠していたという。犯人はサーファーのこうした習慣を知って犯行に及んだとみられる。
引用:産経新聞
サーフィンをしている方は素敵な高級車に乗っている方も多いですし(特に湘南!)、ロングボードが中積みできるハイエースやランドクルーザー等のSUVも人気です。こうした車種は中古価格も高いとあって、専門の盗難組織も存在します。
鍵の管理という点では、上記事件からわかるように車体の下に隠すなんてのはもっての外です。
サーフィン中の鍵の管理方法
一般的なサーフィン中の鍵の管理方法としては、以下の3点が挙げられます。
1.身体に身につける
→一番オススメです!
2.サーフロックを用いる
→個人的には下記の不安要素があります。
3.陸の誰かに預かってもらう
→最も良い方法ですが、こんなシチュエーション中々ありませんね。
サーフロックの危険性
サーフロック、セキュリティキーボックスなど色々呼び名はありますが、下記の類のものです。
画像引用: 千倉ロックサービス店ブログ
こんな感じで車のドアや牽引フックの部分に鍵が収められている光景をしばしば目にします。
確かに楽ですが、ココに鍵がありますと明らかにわかるのは不安です。
更に、輪っか状の金属部分は比較的容易に切断できるのではないかと考えます。
以前自身のロードバイクが盗難にあったことがありますが、15mmくらいのワイヤーロックはいとも簡単に切断されてしまいました。
画像引用:パワーシステム株式会社
一見強固に見えるサーフロックですが、油圧カッターやプラズマカッターを手にした窃盗団の前では安全は保証できないと思います。
数百万の利益を狙う窃盗団であれば、10万円近くする高性能カッターを所有していても疑問ではありません。
また、4桁のロックナンバーを「1173(いい波)」,「0073(大波)」,「7373(なみなみ)」や車のナンバー等に設定している方も要注意です!
やはり身につけるのが一番安心
最も安心な方法はサーフィン中も鍵を身につけることでしょう。
最近の車の鍵は殆どがスマートキーとなりましたが、
画像引用:TOYOTA
1.金属のスペアキーが別にある
2.スマートキーから鍵が引っこ抜けるタイプ(メカニカルキーが付属)
3.スマートキーから鍵が飛び出すタイプ(ジャックナイフタイプ)
の3タイプに大別できるのではないでしょうか。
私はメカニカルキーが付属しているタイプですが、この鍵を近所の鍵屋で1000円ほどでコピーしてもらい、それを首からぶら下げています。
ぶら下げるといっても、ウェットの中では鎖骨のくぼみや背部にまわしてしまうので、サーフィン中も全く邪魔になりません。
夏はサープパンツのポケットにヒモがあるのでそこに結んだり、人によってはヘアゴムに鍵をくくりつけ、腕にまわしている方も見たことがあります。
駐車監視ドライブレコーダーで+αの防犯対策
海辺の駐車場は人目につきにくいことから、盗難や車上荒らしが多いです。
また、駐車場でこすり逃げされたこともあったので駐車中監視機能付きのドライブレコーダーを導入しました。
前後にカメラを取り付け、駐車中はバッテリーから電力を供給します。
そのため、エンジンOFFの駐車中でも衝撃を感知して記録を残してくれます。
更にLEDが前後で常時点滅し、結構目立つので威嚇効果もありそうです。
プラスアルファの防犯対策ということで、駐車監視機能付きドライブレコーダーは一考に値すると思います。
まとめ
・サーフィン中の車は狙われている!
・油圧カッターを前にキーボックスは万能ではない
・やっぱり鍵は身につけるのが安心!
余計なことを考えずにサーフィンを楽しめるよう、参考になれば幸いです!