医学部の多くは、教養課程を終えた2年生頃から解剖学の講義が始まると思います。
私自身解剖学の授業がはじまると「いよいよだな!」と医学部にきた実感が湧いてきました。
今回は私が使用していた教科書や勉強法について紹介していきます。
アトラスは必携
解剖学を学ぶ上でアトラスは無くてはならないものです。いわば人体の臓器や血管・神経などの正常な配置が描かれているお手本となります。
解剖学実習はアトラスと面前のご遺体を見比べていきます。
私の大学ではネッターが指定されていましたが、大学によってグレイだったり、プロメテウスだったりと、異なる著者のものを指定されます。
余裕があれば見比べてみると、イラストなりCGなり描き方が大きく異なり面白いです。
ネッターを購入する際に重要なのが、電子書籍版付きのものを購入することです。
第6版からおよそ5000円追加することで電子版が付帯してきます。
ネッターは厚さ5センチ近くあり、重いんです。解剖実習は毎日続きますし、これを持ち運び続けるのは辛い、、
私は大学にペーパー版を置いておき、自宅や図書館での予復習には電子版を利用しました。
解剖学の履修が終わった今でも、ふとした時にipadで参照できるのはとても便利です。
また、写真によるアトラスもあります。
部位がマーキングされ、名称を答える口頭試問対策などに活躍します。
教科書
賛否はありますが、私はイラスト解剖学が好きです。
なぜなら、イメージを掴むのに最適だからです。
いざ解剖だ!となり、例えば腕神経叢について学ぼうとすると、一般的な教科書では「第5~8頚神経(C5~8)と第1胸神経(T1)の前枝により〜」と説明が始まり少しウッとなります。
イラスト解剖学は情報量こそ多くはありませんが、その名の通りイラストで印象に残りやすいですし、1ページ完結です。
そのため、私は予習でパラパラと読んで、新しく進む領域のイメージづくりに活用していました。
解剖学講義は定評のある教科書です。情報量も多く、内容も分かりやすいです。
通読するというよりかは、私は辞書的な使い方をしていました。解剖学の先生がとても分かりやすい方だったので、講義に集中し、
わからないところは後々解剖学講義で調べる方法が馴染みました。
アプリ
Essential Anatomyはいわば3D人体模型です!
何が素晴らしいかというと、筋肉・臓器・血管・神経・リンパと層構造で表示が可能です。
更に、部位名は英語で発音してくれますし、クイズ機能も搭載しています。
私は特に筋肉の構造を理解するのに活用しました。
特定の筋肉をハイライトできるので、起始停止がみえやすく理解が進みます。
まとめ
・アトラスは必携
・イラスト解剖学でイメージを掴み、解剖学講義で調べる
・Essential anatomyで更に理解を深める
解剖学を理解するには、何より解剖学実習に積極的に参加することでしょう。
構造を見るだけならばアトラスで十分なのですから。
実際に自身の手を動かし、構造を目に焼き付け、アトラスにはない個人差をみることが、
なにより解剖学の理解に繋がると考えます。
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