生化学は多くの医学部において低学年で受講する科目かと思います。
はじめのうちは膨大な暗記量に面食らうこともあるかと思いますが、臨床科目を学び始めるとその重要性を認識することになります。
生化学で身につけた知識は、後に学ぶ内分泌代謝疾患や薬理学の際に活用されますので、しっかりと理解しておく必要があります。
生化学のおすすめ教科書
・イラストレイテッド生化学 (リッピンコットシリーズ)
USMLEの参考書でおなじみ、Lippincott illustrated reviewsの生化学です。600以上の豊富な図と巻末には臨床問題もつきました。先述の図を描きながら覚えるという点からもおすすめです。症例問題を眺めながら、今学んでいることは今後どのように活用されるかを知ることができる点もおすすめです。
・シンプル生化学
上記のLippincott シリーズに比べると教科書の厚みは約半分になります。つまり、タイトルの通りシンプルにかなり絞って書かれた本です。筆者が日本人ということで読みやすいのですが、いささか物足りなさを感じることもあります。
・ヴォート基礎生化学
・イラストレイテッド ハーパー・生化学
上記2冊は通読するというよりも、辞書的に使用するのがおすすめです。レポートを書く際に活用しました。
生化学の勉強法
1.図を描きながら勉強する
各種複雑な合成経路などを理解する必要がありますが、暗記をしなければならない箇所も多々あります。
何となくわかっている気にならないためにも、実際に図を描きながら自身が理解しているかを試してみましょう。
画像引用:日本光合成学会
2.わからなくなったら1歩引いて考える
画像引用:ニュートリー㈱
糖代謝・脂質・タンパク質の代謝等、講義ではそれぞれ別に学ぶと思います。バラバラにして学んでいると、結局どういうこと?となりがちですが、生化学はそれぞれがどこかでつながっていることが多いです。勉強をしていてわからなくなった時、一歩引いて俯瞰してみると理解が進むことがありますし、普段からそのつながりを意識して勉強すると良いかもしれません。
まとめ
・通読するならイラストレイテッド生化学orシンプル生化学
・ヴォートやハーパーは辞書的に活用
・図を書いて覚える&一歩引いてつながりを確認!
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