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医学用語の変換は面倒くさい
試験前のまとめをwordでポチポチやっていると、医学用語の漢字変換に時間を取られることが多いです。タイトルの通り「人食い的免疫」は怖いですし、「幸福膜臓器(後腹膜臓器)」もハッピーな感じですが地味にイライラします。
Windowsに搭載されているIMEやMacのことりえは医学用語のストックが少ないため、こうした問題が起こります。ユーザー辞書で少しずつ増やしていましたが、そろそろ我慢の限界です。
どうしたら解決できるのか?この問題について調べてみました。
解決策1:医学辞書 for ATOKを導入する
収録語数52万語以上!医療用語や病名をスムーズに変換。
恐らく最も信頼性が高い方法でしょう。大病院での一括導入や、開業されてる先生、研究者の方が個別にインストールしていらっしゃるようです。しかし、価格は9800円。私にはちょっと手が出せません。
解決策2:DMiME(ディーマイム)を用いて無料で医学辞書を導入
DMiMEはオープンソースで開発され、誰でも無料で利用できるファイルです。
DMiMEとは 無料(フリー)で使えるオープンライセンスの医学・医療用語変換辞書。収載語句数4.2万超
Google日本語入力用のユーザー辞書ファイルとして開発。Windows、Mac、Linux、Androidでの使用が可能。
Mac の日本語IM向けファイルもあり、ライブ変換が可能。
医学生、医師が開発しています。
無料で、誰でも使える、学習効率を向上させる入力ツールを目指して作成しました。
DMiMEとは、Dictionary of Medical term IME の略です。ディーマイムとおぼえてください。詳細はこちらをどうぞ
収録語数はATOKの52万語に比べると見劣りはしますが、実用性としては十分です。
これを導入してから変換のイライラは見事に解消されました。
DMiMEの導入方法
導入の仕方は至って簡単です。Macの例を挙げます。
1.Google日本語入力をインストールする
Google日本語入力の追加辞書として作成されているので、Google日本語入力を導入していない方はまずは以下からダウンロードしてください。
インストール方法はPC設定のカルマ「Mac - Google 日本語入力(IME)のインストール」が分かりやすいです。
2.DMiMEのインストール
それが終わったら、DMiMEのインストールを以下から行って下さい。
3.辞書ツールを開いてインポート
辞書ツールからダウンロードしたファイルを追加します。公式HPに詳しく記載されています。DMiME医学・医療用語変換辞書のインストール方法(公式HP)
まとめ
まずはDMiMEをインストールしてみて、もしも機能に満足いかなければATOKの導入を検討してみてはいかがでしょうか?変換の手間は積もり積もれば長い時間となります。設定に長い時間はかからないので、時間節約のためにも有効活用してみてください。