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眼科は好きな科目の1つです。
割と人気な診療科として先輩から話を聞いたりします。
・比較的早く帰れる
・手技/手術もある
・全体を把握しやすい
・美しい
なんて話が印象的でした。
そんな人気の眼科について、勉強法とおすすめの教科書についてご紹介します。
眼科の勉強法
1.解剖と生理を確実に理解する
どの科でも同じことが言えるのですが、眼科の解剖や生理は腹部臓器と比較しても忘れがちです。
土台がないままに疾患を学ぼうとしても、中々うまくいきません。
まずは基本に立ち返って、視覚器の構成や筋・神経など、一通り確認すると疾患が容易に理解できるようになります。
2.検査方法を抑える
眼科の検査は中々馴染みのないものが多いかと思います。
HESS赤緑試験とか、スペキュラマイクロスコピーなど、名前だけでは何の検査かもわからないものが多々あります。
そうした知識で解ける問題を落とさないためにも、ざっと検査方法について勉強するのもオススメです。
眼科のおすすめ教科書
1.病気がみえる 眼科
病気がみえるの最新刊として、眼科が発売されます!
マイナー科では教科書難民が続出していましたが、眼科では病気がみえるで割とカバーできるようになりそうです。
う、うらやましい(病みえ発売が試験に間に合わなかった)
2.レビューブックマイナー
病気がみえるが本記事執筆時には未発売なのでなんとも言えないのですが、
レビューブックの解剖生理・検査方法の項目は重宝しました。
病気がみえるをベースに、どこを覚えるべきかポイントがわかりやすいのがレビューブックの特徴です。
病気がみえるが出ている科目でも、レビューブックでザッと確認することもあるので、眼科でも有用であると思います。
3. まとめてみた 眼科
これ1冊で勉強を乗り切るのは難しいですが、精神科と同様イメージづくりには有用かと思います。
4. 現代の眼科学
昭和58年に初版が発行されて以来、第13版となりました。
この本は医師国家試験ガイドラインに基づいて書かれた医学生向けの教科書です。
なので各章末に国試の過去問や、準拠したオリジナル問題がついているのが特徴です。
画像も豊富でわかりやすい一冊かと思います。
個人的には「麦粒腫の方言」とか、ちょっとしたコラムが好きです。
5.標準眼科学
おなじみ標準シリーズ。
現代の眼科学と同様に充実しているので、どちらを選ぶかは人それぞれではないでしょうか。
個人的にはPOINTのカコミ記事で、内科的疾患と紐づけている点が好きです。
まとめ
・解剖生理をしっかり抑える
・検査内容の理解を忘れずに!
・レビューブックやまとめてみたで全体のイメージを掴んだら、疾患について解説された一冊を!