大学のレジュメ印刷や妻の仕事で酷使されていたプリンターEPSON PX504Aが遂に故障しました。
新年度に向け、エコタンク搭載のEPSON EW-M571Tを購入したので、購入後レビューを書きます。
エコタンクとは?
大容量インクタンクのことで、これまでのインクカートリッジと同程度のコストで1年分(A4カラー300ページ/月)印刷することができます。
カートリッジ方式ではA41枚約4.1円のコストが、エコタンク方式だと約0.5円まで下がるのは嬉しいですね。
「本体を安く売ってインクで稼ぐ」という従来のプリンター機器のビジネスモデルはからの大きな転換です。EPSONは2010年頃から東南アジアで大容量インク搭載機を発売。今では世界150カ国以上で大容量インク搭載機が普及しています。
そして遂に2016年にはエコタンク搭載モデルが日本で発売!小規模オフィスなどでの普及が進みました。
エントリーモデルのEW-M571T
EW-M571Tはカラーモデルの中で最も安価に購入できるモデルです。
下表の中で比較すべき項目は、
・印刷サイズ
・カラー印刷品質へのこだわり
・Faxの有無
・ディスクへの印刷
・給紙方式
といったところでしょうか。
引用:EPSONエコタンク搭載モデルカタログ
個人的にはモノクロ印刷が主で、たまにカラー印刷(品質にこだわり無し)。
機能は必要最低限で構わないので、EW-M571Tを選択しました。
レビュー
■セットアップ
朝日を浴びて外箱に後光がさしています。
サイズは収納時37.5×34.7×18.7(cm)と、展示で見たときよりもコンパクトに感じました。
これまで使用していたプリンターと比較すると、だいぶスッキリです。
スキャナーユニットを開けてみます。これまでカートリッジを差し込んでいた部位にはカバーがかかっています。
代わりに、本体前面右端にインクタンクがあります。
EW-M571Tは4色インクです。本体にインクボトルが同梱されています。黒色はヤドカリ、カラーはハリネズミの名がわざわざ印字されています。これまでは「62番のインク!」と味気ないものでしたが、これから「インク買ってきて!ヤドカリ!ヤドカリのほうね!!」となるのが今から楽しみです。
ボトルのキャップを開け、注入口に差し込みます。差し込めば後は適量まで勝手にインクが注入されていきます。手を汚す心配もありません。
初期のインク充填には10分ほどかかるので、その間にWifi接続やPC側のドライバーを設定しました。
■いざ印刷!
分かってはいたものの、EW-M571Tには内蔵給紙トレイがありません。背面給紙なのでゆくゆくはホコリが溜まるのが気になります。
しかし、内蔵給紙トレイ搭載機は5万円台なので、購入時に目をつぶりました。
購入前にネット上で「動作音がうるさい」というレビューを見かけて気になっていました。
個人的には、実際の動作音はやや大きいにせよ、そこまで気にするものでも無いと思います。
(確かに従来品より給紙の音は荒々しいですが)。
ちなみに静音モードも搭載されています。
カラー印刷についても、レビューで画質が悪いなどなどの意見もありますが、私的には十分です。
普通紙にハガキサイズで印刷したものですが、品質は十分、印刷速度も13秒ほどでした。
まとめ
・EW-M571Tはエントリーモデル
・上位モデルへは印刷サイズ/カラー品質/ Faxの有無/ディスク印刷/給紙方式で検討
・印刷品質は十分、動作音やカラーも問題なし
購入直後のレビューとしては何も問題がなく、買い換えられて良かったです。
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また数ヶ月間使用して、インク残量の変化などレビューできればと思います。