目次
・友達がiPadで勉強を始めたけれど、実際使った感じとかどうなのかな。
・iPadを持っているけれど、どうやって勉強に使えば良いのかな...
この記事では皆さんのそんなお悩みにお答えします。
この記事でわかること
- iPadを用いた勉強がいかに効率的で、おすすめする理由
iPadと共に10年、4〜5000時間以上はiPadと勉強
私自身、iPadを使い始めて10年目となりました。2010年発売の初代iPadに始まり数台保有してきましたが、たった256MBの容量だったものが、いまでは256GBを有するiPad Proとなり、手元にあるのが感慨深いです。長年 iPadを使用してきたので、その良さを少しずつお伝えできればと思います。
また勉強面で言えば、わたしは社会人として会社で勤務しながら医学部に編入しました。いまでは医学生として、人の命を預かるための本気の勉強に取り組んでいます。そして、幼い子どもが家で走り回る中、日々最短の勉強時間で最大の成果を上げるための勉強法を研究しています。
仕事や編入試験、そして医学部の勉強でiPadと過ごしてきた時間はゆうに4~5000時間は超えているのではないでしょうか。
勉強法を模索する皆さんに、少しでもお役に立てれば幸いです。
iPadを用いた超効率的勉強法をおすすめする理由
1.なんといっても軽い
本や教科書を何冊持ち歩いても、私がもつiPad Proは約700gと軽量です。
なんと500mlペットボトルよりちょい重いくらい、ジャンプ一冊分、りんご3個分、つまりキティちゃんサイズな訳です。
私のiPadに入っている医学書や本、レジュメなどの推定重量は20kg以上。それがラクラク持ち運べて、好きなときに参照できるのですから、素晴らしいですね。
今まで大きなバックパックに本を詰め込んでいましたが、最近はかなり身軽になりました。
2.もはやiPadは紙ノートと遜色ない
書かないと覚えられないという紙派の方も、Apple Pencilを用いた筆記に唸ると思います。
ペーパーライクフィルムという画面に貼り付けるフィルムを貼ると、表面がザラザラになり、まさに筆記感覚は紙です。
個人的にはタイピングのほうが早いので、併用しています。
3.ノート作りが簡単
いままでせっせと紙とペンを用いてノートを書いていましたが、コピー&ペーストで一瞬で済みます。
イラストや画像を盛り込んだノート作りも非常に簡単です。
最近ではもはや板書も写しません。良いなと思った箇所は写真に撮って、ノートアプリにコピペするだけです。
以下の画像は、医師の仮免許試験ともいえるCBTのときの殴り書きまとめノートです。
問題集や参考書をコピペし、追記をしています。後述しますが、オレンジペンや緑のマーカーは暗記シートアプリで消して確認することができます!
4.ノートや資料、教科書の管理が簡単
いざ試験前になると「あの資料どこいった!!」となることがありますよね。もうそんな心配はありません。
フォルダ別に整理できますし、文字検索で教科書や講義資料の内容を一発で検索可能です。
5.スキマ時間を有効活用できる
勉強時間を毎日みっちり確保するのってなかなか難しいですよね。私も子育てをしているので、子供の昼寝タイムだったり、ふとしたスキマ時間が勉強のチャンスです。みなさんも電車での通学通勤時間や、ちょっとした休憩時間が勉強のチャンスだと思います。
こうした時間にもiPadなら好きなタイミングで資料や本を読むことができます。
私はiPadで作成したノートをiPhoneに同期しているので、片手でサッと確認することもできます。
6.暗記に役立つ
iPadでも暗記シートが使えることはご存知ですか?
もちろん赤シートを持ち歩く必要は無く、アプリ版の暗記シートあります。
これも記憶の強化に大変役立っています。
7.文房具代やコピー代が節約できる
これまで勉強をするとなる、ペンケースを持ち歩いていました。
中には
3色ボールペン
暗記用のボールペン(オレンジ)
チェックペンα
鉛筆
シャープペンシル
替芯
消しゴム
定規
ハサミ
のり
修正テープ
なんかが入っていました。
iPadで勉強すれば、どれも不要になります。iPadの初期費用を払えば、こうした消耗品費は不要になります。
また、試験前の過去問やノートに貼り付けるために教科書の図表をコピーしていました。
こうした作業も一切不要になるので、コピー代が浮くのも嬉しいですね。
例えば医学部では学期末に8科目ぐらい☓各5-10ページ☓最低3年分=2-3千円
組織学や病理学ではカラーコピーも必要なので、こうした地味な出費とコピーの手間が減ったのは嬉しいです。
8.iPadと英語の勉強は最高に相性がいい
わたしは日本の医師国家試験のみならず、アメリカの医師国家資格に取得に向けた勉強もしています。
英語の医学用語ってなかなか難しいのですが、iPadを用いると用語の検索も簡単ですし、読み上げも行ってくれます。
これまでは紙の教科書を読みながら、電子辞書などでいちいち目移りしながらしていた作業が、1つの端末で行える様になったことで非常に効率が向上しました。
9.医学系の学習アプリも豊富
特に医学生向けですが、様々なiPad向けのアプリが開発されています。
特におすすめは解剖学を3Dで確認できるアプリ。特に用もなくグルグル見回したくなります笑
CBTや日米両方の国家試験向けの問題集も、iPadで解き進めやすいように開発されています。
まとめ
この記事を読んでiPadを用いた勉強法がいかに効率的かをお伝えできれば幸いです。
連載として、次回以降は実際に用途に応じたiPadの選び方、iPadを用いた勉強法(実践編)、おすすめのアプリなどを紹介していきたいと思います。
もし、こんなことが知りたいといった質問があれば、是非コメントをお寄せ下さい。