琉球大学医学部学士編入試験の概要
・平成31年度入学の募集人数は5名
・他者推薦書,自己推薦書1通の提出必要
・文系出身者合格実績あり
推薦書提出となると、それだけで受験を避ける方もいらっしゃるのでチャンスです。
https://medmixer.com/20180123-recommendation-letter/
琉球大学医学部のアドミッションポリシー
(1)地域医療に貢献するための県民・地域住民意識を持てる人
(2)医学研究並びに国際医療に強い関心がある人
(3)自然科学、生命現象に強い関心がある人
(4)責任感が強く、人の身になって考え、行動できる人
(5)常に自己点検を行い、自己啓発が出来る人
(6)創造性に富み、物事を理論的に整理・展開できる人
第1に地域医療に関する内容が書かれています。沖縄県は離島における医師確保が急務ですので、そうした背景が伺えます。研究や国際医療に関する記述もあるので、自己推薦書と絡めやすいのではないでしょうか。
面接試験
琉球大学の試験配点は明示されていませんが、1次通過は募集人数の5倍と規定されていますので、すなわち25名が面接試験へと進むことになります。例年170名程度受験するようなので、倍率はおよそ7倍です。
個人面接
琉球大学の面接は個人面接形式です。受験者1名対面接官5名でおよそ15分の面接を3回行います。特徴としては3分間自己PRを英語で求められることです。
過去の質問は以下の通り。
・なぜ医師になりたいのか
・医師としてどのようなキャリアを歩みたいか
・過去の研究内容について
・大学時代に打ち込んだこと
・大学の成績について
・提出済みの自己推薦書について
・沖縄県の地域医療について知ることを述べよ
まとめ
琉球大学医学部学士編入面接試験における特徴は、3分間自己PRを英語で行うところでしょうか。その他はいずれもオーソドックスな質問内容です。
また、どこの都道府県においてもですが、地域医療に関する質問は必ずあります。沖縄県の地域医療政策について、一度目を通しておくのが良いでしょう。
リンク:沖縄県の地域医療(県HP)