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医学生のアルバイトはお金と社会経験を得るチャンス!
今回は医学生にオススメのアルバイトについて紹介していきます。
アルバイトの目的は何よりもお金であることは間違いないのですが、どうせならば卒業後にも活かせるスキルを身につけたいですよね。
社会人を経て2度目の大学として医学部に通うP.P.ですが、昔のアルバイトを含めた勤務経験は活きてくるものです。
例えば外来で夜勤の工場勤務をする患者さんと出会った時のこと。過去のバイト経験から夜勤の過酷さや、工場作業での腰痛、休憩時間にみんなでタバコを吸ってた様子などが思い出され、患者さんの背景が見えやすくなったりします。他にもアルバイト先で出会った人々との交流が、今でも自身の中で活きています。
医学部は楽しいのですが、非常に閉鎖的なコミュニティで、自分で動かなければ中々視野を広げるチャンスがやってきません。
同期や部活の先輩後輩と過ごし、病院実習が始まると何故か先生と呼ばれ始め、そのまま就職。その後は頭を下げる相手は上級医だけなんてことになり、ずいぶん偉くなったかのように勘違いしてしまいます。
P.P. の自己紹介をすると、”医者の常識世間の非常識とはまさにその通り、俺も社会人経験を積みたかったなー”といったことを仰る先生は結構いらっしゃいます。
様々な背景をもつ患者さんと対峙するには、様々な経験を持つことが相手に寄り添うための一歩になるのかもしれません。
医学部生にとってはアルバイトが最も気軽に社会勉強ができる機会ではないでしょうか?
お金を稼ぎながら社会勉強もできるをテーマに、以下おすすめのアルバイトを紹介していきます!
忙しい医学生がアルバイトをする方法
医学部の忙しさは他学部の大学生を圧倒的に凌駕しています。
試験も多いですし、様々な実習が始まると終了時間が読めません。加えて部活を考慮するとアルバイトをするタイミングを見つけるのが難しいです。そんな中で2つのアルバイトの形態の良し悪しについて考えてみます。
1.定期的なアルバイトを探す
一般的なアルバイトです。定期的な雇用を前提にシフトを組んでいきます。
ココがおすすめ
1. 毎月一定の収入が見込める
2.人とのつながりが生まれる
ココがダメ
1.医学部特有の予定と合わせづらい
2.経験できる職業が限られる
2. 様々な単発アルバイトをこなす(オススメ)
個人的にはスポット(1日〜の短期)のアルバイトを色々と経験するのがオススメです。
ココがおすすめ
1. 勤務は1日から可能。前日の応募など可能なことも
2.様々な職種を経験することができる
ココがダメ
1.募集案件次第で毎月の収入が安定しない。
2.バイト仲間などは作りにくい
1日だけでも可能!医学部生のスキルアップにつながるアルバイト
1. 接客系のアルバイト
身につくスキルとメリット
コミュニケーション能力・マナー・いろいろなお客さんに出会える
”医療はサービス業”とも言われる昨今です。医療スタッフはなんとなく近しい背景の人々が集まっていますが、患者さんは千差万別です。
接客業をしていると世の中には本当にいろんな人がいるなと実感しますし、経験を積むと大抵のことに動じなくなります。
商品説明からお金の受け渡しなどを通じて、社会人としての基本的マナーも身につきます。
飲食系の接客ですとまかないがつくところがあるのも嬉しいですね。
2.イベント系のアルバイト
身につくスキルとメリット
コミュニケーション能力・イベント運営の裏側に詳しくなる・有名人に会えて話のネタになる(かも)
ライブやスポーツなどイベントの運営スタッフは単発アルバイトとしてしばしば求人をみかけます。
ステージの組み立てから観客の誘導、チケットもぎりなど業務内容は多岐にわたります。
医学系の学会運営のアルバイトもあるので、運営側として見てみると面白いです。
ちなみに勤務時間は長いですが、人員や空き時間も多いので現場によっては楽なアルバイトです。
3.製造系のアルバイト
身につくスキルとメリット
体力・身近なモノの製造工程を知ることができる・時に過酷な製造現場を目の当たりにすることができる
今後医師となる皆さんにとっては非日常的な経験ができるアルバイトです。
コンビニのおにぎりの製造工場や、日々飲んでいるペットボトル飲料の製造ラインなど、親しみの湧く製品の製造現場は面白いです。
しかしながら、1日中立ちっぱなしであったり、ひたすら蓋を締めるといった単純作業は中々過酷ですが、中々できない経験としておすすめします。
4.リゾート系のアルバイト
身につくスキルとメリット
コミュニケーション能力・各地の観光地で遊びながら仕事ができる・まとまった給与が得られる
長期休暇に最適なのがリゾートバイトです。
スキー場や海辺など、各地の観光地にあるホテルや旅館でのアルバイトになります。
冬の時期のスキー場ではスキマ時間にスノーボードができたり、友人と一緒に行くととても楽しいです。
しかも宿泊費や食費が無料になるケースも多々あるので、アルバイト+旅行といった気分で探してみるのもオススメです。
5.治験のアルバイト(ボランティア)
身につくスキルとメリット
話のネタにはもってこいです
個人的に昔、会員登録してとりあえず説明会でお話だけ聞いてきたことがあります。
1週間入院して10万円くらいと説明を受けた記憶があります。ちなみにあくまでボランティアというスタンスなので”報酬”ではなく
”負担軽減金”という体でお金をいただくようです。
好奇心旺盛な方はどうぞ!
まとめ
まとめ
- 医学生にとってアルバイトは社会経験を身につけるチャンス
- 忙しい医学部生は短期バイトで多様な経験を
- 接客・イベント・工場・リゾート・治験がおすすめ!