北海道大学医学部学士編入試験の概要
・募集人数5名
・TOEIC/TOEFLで足切り(PBT530,iBT71,TOEIC680)
・試験科目としては生命科学総合となっているが、中身は生命科学,化学,物理,統計
北海道大学の募集の趣旨
21世紀を迎えて、医学・医療に対する社会のニーズも、高齢化や国際化社会を反映して、今まで以上に行動な対応を迫られている。医学のこれまでの既成の概念を超え、英知を結集することが必要である。このような時、必要なのはアカデミックマインドをもった多様な人材であり、社会性を伴う医学に対する十分な動機を有する医師であり医学生である。そのような人材として北海道大学医学部医学科は大学を卒業した学士を迎えたい。医学以外の分野で知的トレーニングを修め、社会的活動などを通して培われた自立した人間性・社会性を期待する。
以上大学HPより引用
他大学と比べ、アカデミックな面での多様性を求めている度合いが強く感じられる。文系卒の方の合格実績もあるが、実際の試験会場は滋賀や山口と比べても理系な雰囲気が漂っていた。
課題論文試験
これまでは90分の試験時間であったが、H30は60分。
過去の課題は、
・IPS細胞の実用化に際して生じる問題について述べよ
・動物実験が社会的に容認されるために必要なことを述べよ
個人面接
面接官3名に対し受験生1名。所要時間は15分ほど。
質問内容
・志望動機について
・なぜ医師か
・北大で何をしたいのか
・北大の印象について
・これまでの経験が医学にどう活かせるか
・医師としてどのようなキャリアを歩みたいか
質問内容は至ってオーソドックス。1次試験の結果が重要とみられる。