鹿児島大学の筆記試験概要
鹿児島大学大学の1次試験は学力試験Ⅰ(生命科学)と学力試験Ⅱ(英語)から構成されています。
例年学力試験Ⅰは記述・穴埋め方式で午前9:00-10:30の90分間、学力試験Ⅱは同日の午後11:30-13:00まで90分間行われます。
1次試験の結果30名程度が1次試験通過となります。
問題の傾向
[学力試験Ⅰ]
4つの大問から構成され、生命科学に関する多様な分野から出題されます。
分子生物学・生理学・遺伝学は頻出です。
平成30年
大問1 分子生物学(制限酵素を主題)
大問2 生理学(循環)
大問3 生理学(呼吸)
大問4 遺伝学
平成29年
大問1 物理化学
大問2 生理学(神経伝達)
大問3 時事関連の生物学(オートファジー)
大問4 遺伝学(含む統計学)
[学力試験Ⅱ] Natureなどに掲載された医学論文を題材として、問題に対して日本語200字程度で記述解答します。
H30より大問が1つ増えて3つになりました。英文は平易で、難しい単語は「単語ノート」で日本語が与えられています。
記述解答の対策が本番で役立つと考えられます。
過去問
鹿児島大学は過去問題を公開しているので、以下リンクより問題を確認することができます。
まとめ
・筆記試験は学力試験Ⅰ(生命科学)と学力試験Ⅱ(英語)から構成され、記述式、試験時間は90分間
・学力試験Ⅰでは分子生物学、生理学、遺伝学が頻出
・英語は医学論文を読んで日本語記述で解答
こちらの記事もご参考下さい。
https://medmixer.com/20180114-kagoshima-interview-exam/