「ゆで麺から焼きそば?!」
「焼きそばは焼くんじゃないの??」
全く混乱させるタイトル内容ですが、本記事では麺を味わうもっちり焼きそばの作り方を紹介したいと思います。
もっちり焼きそばとの出会い
それは8年ほども前の話。出張で神戸を訪れていた私は、長田本庄軒のぼっかけ焼きそばなるものに出会った。
てっきり地元のお店だと思っていたら、丸亀製麺などを擁するトリドールグループの一員でした。
個人的には衝撃的な美味しさで、その理由は麺にあり。
今まで食べてきた焼きそばは蒸し麺なので、ほとんど麺の存在感はなくふにゃふにゃ麺を味わうだけ。
しかしながら、このお店では麺を茹でてから焼くという工程を経ることで、もちもちのまさに麺が主役の焼きそばを
提供していたのでした。
この時を経て「あぁ食べたい、、」となったので、なんとか作ってみます。
茹でてから焼く究極もちもち焼きそばの作り方
ちなみに生麺を蒸してから焼くというパターンもモチモチ焼きそばを生み出すようなのですが、
およそ30分ほどの蒸し時間が必要との先行研究を踏まえ、時短のために今回は茹でることに。
1.麺をゆでる
おすすめはつけ麺用の太麺を使うことです。つけ麺の普及に伴い、スーパーで気軽に購入できるようになったのは便利ですね。
たっぷりのお湯で茹でないとくっついてしまいます。
奥さんに怒られる吹きこぼれの30秒前です。
指定時間より1分早めに茹であげます。
雷に打たれて思わず写真を取りそこねましたが、この後冷水で麺を締めます。
水を含んでいると後で味がぼやけるので、しっかり水切りをするのがおすすめ。
サラダスピナーを使って徹底的に水切りしました。そしてサラダ油でくっつき予防がおすすめ。
今回は麺が主役ですが、やはり脇役も添えましょう。キャベツと豚肉です。
豚肉は下品なくらい脂が乗っているバラ肉を選びましょう。肉実質ではなく、脂の旨味を拝借しましょう。
このいばら道には粉末ソースなどありません。お好み焼きのソースで味付けします。
こだわる方は焼きそばソースを!
麺を投入します。
織姫と彦星もびっくりの邂逅です。
完成!
はじめて食べる方は麺の存在感に唸ることでしょう。焼きそばは麺を食べる料理なのですから。
まとめ: もちもち太麺茹で焼きそばのレシピ
■材料(2人前) 所要時間15分
- 生麺(つけ麺用) 2玉
- キャベツ 1/8
- 下品なくらい脂の乗った豚バラ肉 100g
- お好みソース
- 麺を指定時間より1分ほど早く茹でる
- 冷水で締め、よく水切りをする
- キャベツは手で1口大にちぎる(味がなじみやすくなる)
- 茹でている間に豚肉とキャベツを炒める
- 麺を投入
- ソースで味をととのえる