医学部学士編入試験

医学部学資編入試験に合格する志望動機・自己推薦書の書き方

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出願に際して多くの大学で求められるのが自己推薦書や志望動機書です。試験対策の勉強をしていると、出願手続きは後回しになりがちですが、いざ始めると大学の成績証明の取り寄せなど手続きが多く煩雑です。特に自己推薦書・志望動機書の作成は時間がかかりますので、早めに作成に取り掛かることをおすすめします一度作成してしまえば、あとは各校に合わせて微調整をするだけとなります。

志望動機・自己推薦書とは

志望動機・自己推薦書は国立・私立大学問わずに求められることが多いです。

各大学の募集要項にはどのような志望動機書・自己推薦書を求めているか詳細に記されています。

大学にもよりますが、およそ1000~2000字の分量が求められます。
山口大学では「表題を含めて」とわざわざ強調して書いてくれているので、こうした細かい点も見落とさないようにしましょう。

私はまずは2000字で作成して、大学によって調整を行いました。

滋賀医科大学「本学所定の様式を用いて、本学への志望動機、及び医学への貢献についての抱負について合わせて1200字程度で作成することを求めます」
https://www.shiga-med.ac.jp/sites/default/files/2018-03/30bachelor.pdf

山口大学「 『7.自己推薦書記載例』により,1)志望の動機,2)大学あるいは,大学院等で学んだ専門知識の概略,3)専門知識 を医学・医療にどう生かすか,4)学業以外で特筆すべき事項を表題を含めて,2, 000 字以内で作成してください。」http://www.med.yamaguchi-u.ac.jp/medicine/admission/h30gakushihennyuyoukou.pdf

弘前大学「自己アピールを800-1000字で記載」
http://www.hirosaki-u.ac.jp/~nyu/02_hennyugaku/02-3shiryo/30i_hennyuyoukou.pdf

金沢医科大学「将来の目指す医師像について記述し、それと関連し、本学を選んだ理由、本学在学中の勉学目標、さらに卒業後本学でどのような研修を行いたいかを述べてください。」
http://www.kanazawa-med.ac.jp/medicine_exam/guidelines/ao/

なぜ志望動機・自己推薦書が求められるのか

私見ですが大学がこうした書類を求めるのは、

・作成に手間がかかるので、何となく受験する人を排除するため
・明らかに適正の無い受験者を排除するため
・修練期間の長い医師への道のりを耐えられるか、ビジョンを有するかをはかるため
・面接試験の参考資料にするため

といったところでしょう。

重要なのは一番最後です。作成している際は筆記試験すら受けていないので、面接試験までイメージできないかもしれません。しかしながら、面接はこの提出された書類を基に行われます。よって適当な内容を書くと後々返り討ちに合うので、しっかりと取り組むことをおすすめします。

志望動機・自己推薦書の構成

上述の通り大学により求める内容は異なりますが、基本的に盛り込むべき内容は以下と考えます。

1.2.は人により前後するかと思いますが、医学部を受けるのですから、まずは何故医師を目指すのかを簡潔に記すべきだと思います。

1.何故医師を目指すのか

導入となる部分です。

定番と言ったら失礼かもしれませんが、「家族or自身が病気となって…」と「医師である親の姿をみて…」はよくある内容です(某学の試験担当者は「みんなこうだよねー」とか言っていました)。

実際にこうした経験をされている方は、この時点で差別化はできませんが、その事実を基にありのままを記載できるので書きやすいかと思います。

自身が医師を目指したキッカケは、総合商社の医療部門で勤務をしていたので、携わっていた病院のプロジェクトや医療機器の面白さから、医学を学びたいという思いとその知識を医師として活かしたいという内容で書きました。

さて、正直なところ誰しもが明確な志望動機を有しているとは限りません。そして、それが悪いこととも思いません。

「医師になって人生逆転だ!金を稼ごう!免許があれば安泰!合コンでモテる!」という考えや(個人的にはお金を稼ぐなら絶対他職の方が効率が良いですし、バラ色理想郷の世界は存在しないと思いますが)「なんとなく医師っていいな」という方も受験されるかと思います。

その場合、何とかそう思ったキッカケや過去の経験と結びつけておくことが後々の面接試験でも重要となります。架空の病人を身内につくると後々面倒なのでやめましょう、、

2.過去の経験

ここでは自身の過去の経験について記します。

間違っても過去の事実の羅列で終わってはいけません。

過去の経験がいかに医師となる上で役立つかをアピールする場となります。

記載内容は人それぞれかと思います。

私自身は大学時代の米国留学に関する内容や、経営系のゼミに所属していたので、チームをつくって企業とタイアップしリーダーシップが云々とか、志望動機に繋がる会社員時代の業務内容などを盛り込みました。

ここでは英語力とリーダーシップのアピールと志望動機の裏打ちをしたことになります。

それぞれ様々な人生を送っていると思いますので、研究室のこと、会社のこと、資格勉強のこと、どんな小さな経験でもプラスに捉えて自身のアピールポイントにつなげて下さい。

3.これからどうするか

1.〜2.を経て「◯◯な経験を経て医師を目指している」、もしくは「医師を目指していて、◯◯な経験が活きると思う」といった構成になったかと思います。

上述の通り大学側は「修練期間の長い医師への道のりを耐えられるか、ビジョンを有するか」に注目しています。

それを示すため、どのような医師を目指し、そのためには医学部ではどのように学び、卒業後はどのような研修を受けていきたいかを明確に書くべきです。

ここでは大学のパンフレットにも目を通しておきましょう。カリキュラムはコアカリキュラムがベースなので、そんなに特色が有るわけではないのですが、大学によって地域医療や国際教育などに特色を打ち出しているところもあります。そうした点を「数ある大学の中でもなぜ本学に進学したいのか」という面接の定番問題に対する答えとして盛り込むことをおすすめします。

また、字数に余裕があれば自身が入学することでいかに大学へ貢献できるかを盛り込むべきです。
編入試験の目的は多様性の確保です。一般入学生に模範的な影響を与えられるのかも重要なポイントとなります。

私自身は作成後1.2.の部分はいじらず、3.の部分を大学のカリキュラムの特色に応じて微調整していました。

他人に校正をお願いする

長い文章ですので、書き終えると「終わったー!」という高揚感と共に「2度と触れたくない、直したくない」という謎の感情が襲ってきます。

しかしながら、よほどの文豪でない限り初稿は他人が読むと「?」となる箇所が必ずありますので、校正をしてもらってください。

私は奥さんやKALSのチューターの方に見せていました。誰でも良いのでとにかく他人の目で読んでもらうことが重要です。

まとめ

・志望動機/自己推薦書の作成には時間がかかるので早めにとりかかる
・募集要項で求められる内容をしっかりと確認する
・構成は1.医師を目指す理由、2.過去の経験、3.これからどうするか
・必ず他者に校正をお願いする

出願手続きは早めに済ませて、勉強に集中しましょう!応援しています!

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