医学部学士編入試験

アドミッションポリシーを志望動機と面接に活かそう

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アドミッションポリシーとは

アドミッションポリシーを日本語に訳すと、入学者受入方針となります。つまり、各大学がどのような学生が欲しいのかを受験者に明確に伝えるメッセージとなります。

私が過去の面接試験内容に関する記事で、各校のアドミッションポリシーに触れるのは、試験対策において非常に重要であるためです。

アドミッションポリシーは何故注目すべきか

医学部入試のみならず、留学や就職活動の志望動機を添削する機会が幾度となくありました。出来の悪い志望動機書の共通点は、自分の気持ちだけが散りばめられていて、相手の立場に即していないという点です。

「私はこんなにすごい経験を積んできた!」

「私はとにかく貴校・貴社に入りたい!」

情熱的であることは非常に大切ですが、それだけでは相手に全く響きません。何故なら入試や採用の担当者も仕事ですので、サークルの勧誘のごとく自分が好きな人だけを採れば良いわけではありません。ある組織には何らかの目標があるので、その目標達成に向けて加わると良さそうな人を採るのが彼らの仕事です。

アドミッションポリシーはどのような人に加わって欲しい人を明示するためのものです。響かない志望動機書を書く人ほどアドミッションポリシーを読みません。まさに相手に響くポイントを抑えられていないのですから、そうなるのも当然のことです。

アドミッションポリシーをどのように活かすか

例として山口大学医学部の学士編入試験で掲げられているアドミッションポリシーを挙げます。

山口大学は「発見し・はぐくみ・かたちにする 知の広場」を理念に,地域の基幹総合大学及び 世界に開かれた教育研究機関として,たゆまぬ研究及び社会活動並びにそれらの成果に立脚した教育を実践し,地域に生き,世界に羽ばたく人材の育成に努めます。 そのために次のような学生の入学を求めています。    

求める学生像     
・学習意欲・好奇心が旺盛で,チャレンジ精神のある人
・明確な目的意識をもち,高い目標を掲げて努力してきた人     
・自己アピールできるものを持っている人や見つけたい人     
・自分の考えや意見を論理的に説明できる人

引用:山口大学HP

 

山口大学は非常に明快なアドミッションポリシーを掲げているので、その意を汲むのも容易です。この場合、求める学生像に注目して志望動機書や自己推薦書への落とし込み方を考えてみます。

・学習意欲・好奇心が旺盛で,チャレンジ精神のある人
例えば何故医学に関心があるのか。どのような分野に関心があるのか。今後どのような研究を行いたいのか。論文を書いて積極的に学会で発表していきたい等につなげることができます。

・明確な目的意識をもち,高い目標を掲げて努力してきた人
下と重複しますが、自己PRとつながります。例えば、これまで部活をやってきて成績を残した、英語力を高めたくて勉強や留学をし、試験で◯点取った等とつながります。

 ・自己アピールできるものを持っている人や見つけたい人
同上ですが、山口大学の優しいのが「見つけたい人」とも書いてあること。今自信を持ってアピールすることがなければ、今後どのようにそれを形成していくのかという点につなげていきます。

・自分の考えや意見を論理的に説明できる人
これは相手が志望動機の論理性から評価することができます。

まとめ

募集要項の中でもアドミッションポリシーは読み飛ばしがちですが、大学がどのような学生を求めているかを受験生に伝えるメッセージです。丁寧に読み解き、志望動機書や面接での発言の中で、自身の経験と織り交ぜることが重要です。あなたの経験と大学が求めるものが合致していれば(または今後うまく形成できるのであれば)、試験官の心に響き、見事合格を勝ち取ることができるでしょう!

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